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レクチャー形式セミナー「ラジオセラノスティクスの現状と展望」開催報告

2023.10.18

「 ラジオセラノスティクスの現状と展望 <3回シリーズ> 」の要旨はこちら

第1回 ラジオリガンド療法

2023/7/5(水) 17:00-18:15
稲木 杏吏 | 国立がん研究センター 先端医療開発センター 機能診断開発分野
渡部 直史 | 大阪大学大学院 医学系研究科 放射線統合医学講座 核医学

オンライン参加:123名  録画視聴:83名

45名の方から感想をいただきました。ありがとうございました!
・ 最近のラジオリガンド療法の動向がわかり勉強になりました。
・ アルファ線を用いた治療が次々開発されていることを知りました。
・ 触れる機会が初めての分野であり、実例を提示いただけたのでベータ線の方が治療向きという初歩的な点など印象に残った。
・ ラジオリガンド療法の歴史を体系的に理解でき、薬剤開発の現在地を正しく理解できました。
・ α線を用いた治療を医師の立場から紹介するとどう映るのかを知ることができ大変ためになりました。
・ α線とβ線の違い、世界と日本の治療開発の違いを知ることができました。
・ エネルギーの高いα核種で腎などの障害許容できるのか疑問だったのが解決できましたありがとうございました。
・ 最近核医学領域に足を踏み入れたばかりで非常にわかりやすく纏めて頂き勉強になりました。討議も理解を助けて頂きとても良かったです。

 

放射線薬学・ 化学

2024/9/6(水) 17:00-18:15
小川 数馬 | 金沢大学 新学術創成研究機構 創薬分子プローブ研究ユニット
鷲山 幸信 | 福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 先端臨床研究センター

オンライン参加:115名  録画視聴:121名

28名の方から感想をいただきました。ありがとうございました!
・ 診断薬と治療薬を組み合わせて用いられていることを知らなかったので、非常に役に立ちました。
・ 医薬品の開発の過程には生物学的研究から有機合成に至るまで幅広い基礎研究をされているのだなと思いました。
・ アスタチン製剤の先端研究がよく分かる内容で勉強になりました。
・ 多核種ラジオセラノスティクスというものを初めて知り印象的でした。
・ 治療薬の製造だけでなく標準品の問題など品質保証の重要性も改めて感じました。
・ 創薬、開発、製造、臨床へと写真をたくさんいれていただき理解しやすかったです。
・ アスタチン治療を普及させるためのご苦労、連携の重要性を理解できました。
・ そもそも放射化学とはというご説明から薬剤の合成、製造、分析の説明まで非常に分かり易く参考になりました。

 

第3回 医用 放射性同位元素の国内製造

2023/10/4(水) 17:00-18:15
菊永 英寿 | 東北大学 電子光理学研究センター 光量子反応研究部
高木 直行 | 東京都市大学 理工学部 原子力安全工学科 原子力システム研究室

オンライン参加:95名  録画視聴:126名

39名の方から感想をいただきました。ありがとうございました!
・ 同じRIを作るにしても経路が異なると大量合成できるか否かが異なるので生産過程の原理の理解が重要だと感じた。
・ サイクロトロンとかと異なりターゲットを大きくしたり封入したりすることが容易そうなことが色々応用できそうな印象を受けた。
・ 光核反応でかなりの量の製造が可能ということ実例を拝見し驚きました。
・ 光核反応ではRIを閉じ込めておくことができるのが大きなメリットであると感じました。
・ 産業としての可能性から商業用(発電用)原子炉の利用という観点が大変興味深かった。
・ 原子炉の医用応用のポテンシャルが高いことが分かりました。
・ 世界的な供給不足の中、あまり耳にできなかった日本の取組みを知れてよかった。
・ 日本の技術力を駆使すれば、核種の製造から核医学治療薬の開発、臨床応用まで全てを国内で実施できる可能性を見出せる充実したセミナーでした。