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横断的支援

国立がん研究センターの強みは、中央病院・東病院・先端医療開発センター・研究所のがん領域に特化したノウハウを集約し、基礎研究から臨床開発まで、切れ目のない橋渡し研究を支援できることです。

NCC All-In-One サポート

先端医療開発センター

2015年に東病院臨床開発センターと早期・探索臨床研究センターを統合し設立されました。創薬シーズ研究、バイオマーカー探索から新しい診断・検査法、医療機器開発など、基礎研究から臨床研究への橋渡しを行っています。研究企画推進部門には研究支援に関する担当室を設置し国立がん研究センター各部局の橋渡し研究をサポートするほか、包括連携を結ぶ東京理科大学の研究者がクロスアポイントメント制度を利用し異分野融合を実践する共通開発研究分野が設置されています。

研究所基盤的臨床開発研究コアセンター(FIOC)

研究所では、ゲノム解析など最新の技術を駆使した研究から治療・診断法のシーズを作り出すとともに、基盤的臨床開発研究コアセンターにおいてバイオリソース(患者由来がんモデル)の開発や橋渡し研究に必要な各種オミックス解析、免疫学的解析、病理学的解析、動物実験などを支援しています。

中央病院、東病院

国立がん研究センターの両病院は、革新的な医薬品や医療機器の開発に必要となる質の高い臨床研究や治験を推進する、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う臨床研究中核病院病院にそれぞれ承認され、医師主導治験など臨床開発で国内トップの実績をあげています。両病院の臨床研究支援部門には医師主導治験などの企画、薬事戦略コンサルタント、プロジェクト管理、治験調整事務局、モニタリング、安全性情報管理、データ管理、統計解析、ITシステム管理など医師主導治験のセントラル業務に関する機能が集約されているほか専門人材の育成も行われています。さらに東病院ではトランスレーショナル・リバーストランスレーショナル研究、機器開発、アカデミアおよびベンチャー企業のシーズ開発、支持緩和療法開発に関する支援を専門的に実施する部門が整備されています。

NEXT医療機器開発センター

東病院に設置され、臨床(手術室、集中治療室、内視鏡センター)と開発(企業やアカデミア機関の開発スペース、外科・内視鏡トレ―ニング室、模擬手術室)の現場が密接した環境をいかした機器開発を行っています。2019年には日本医療研究開発機構(AMED)の次世代医療機器連携拠点に指定され、医療機器創出に向けた人材育成、POC取得支援、薬事・事業化に向けた出口戦略の支援が実施されています。