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レクチャー形式セミナー「RNA異常を標的にしたがん治療法開発の最新動向」開催報告

2024.07.02

国立がん研究センター 研究所 吉見先生の企画で「RNA異常を標的にしたがん治療開発の最新動向」3回シリーズを開催しました。第2回と第3回は三井リンクラボ柏の葉1会場とオンラインのハイブリッドで開催しました。今回のシリーズも多くの方にご参加いただきありがとうございました。

第1回 RNA processing異常を標的にしたASO開発


2024/4/22(月) 17:00-18:00
吉見 昭秀
国立がん研究センター 研究所 がんRNA研究分野 分野長

オンライン参加:92名  録画視聴:91名

27名の方から感想をいただきました。ありがとうございました!
・スプライシングとがんの関係性について、まとめて分かりやすく説明していただき理解が深まりました。
・RNA splicing異常の分野は、あまり自身で勉強したことのない分野だったので、とても興味深く拝聴させていただきました。
・ASO開発についてたくさんの未公開データをご紹介いただき大変勉強になりました
・がんのRNA異常について初心者にもわかりやすくご説明いただき大変勉強になりました。
・難しかったですがRNAの奥深さに触れる事が出来て貴重な時間でした。
・実用化の可能性についてもう少し聞いてみたいと思いました。
・RNAプロセシング異常とがんとの関係について、固形がんを含め広く認められるものなのか、あるいは他の疾患との関連はあるのか、これからの展開に期待しました。

 

第2回 TUG1を標的とした核酸医薬の開発

2024/5/20(月) 17:00-18:00
近藤 豊
名古屋大学大学院 医学系研究科 腫瘍生物学 教授

ライブ参加:78名 (オンライン 68, リンクラボ会場 10)  録画視聴:118名

16名の方から感想をいただきました。ありがとうございました!
・マウスより前とマウス以降で脳梁発生に関わるRNA発現が大きく異なることはとても新鮮でした。
・IncRNAの機能からがん治療への応用まで、大変勉強になりました。どうもありがとうございます。
・脳梁が哺乳類から初めて出現すること、ECONEXINが脳のどこで高く発現し脳の何層目を形成するか、TUG1の役割について説明頂き、大変興味深く拝聴することができました。
・大脳以外の他の領域(小脳など)についても何かトピックスがあれば聞いてみたいです。
・開発中のASOについて詳しく聞きたいです。次の機会を楽しみにしております。
・lncRNAの機能に対する深い洞察はもちろんですが、さらにそれが治療法開発につながっていることに感銘を受けました。
・わかりやすく、面白く、お人柄の良さが感じられるご講演でした。ありがとうございました。

 

第3回 がん領域におけるスプライシング制御の可能性

2024/6/21(金) 17:00-18:00
横井 晃
エーザイ株式会社 DHBL Cell Lineage & Differentiation ドメイン コ・ヘッド

ライブ参加:84名 (オンライン 73, リンクラボ会場 11)  録画視聴:148名

17名の方から感想をいただきました。ありがとうございました!
・膨大な研究開発データのご説明どうもありがとうございました。大変勉強になりました。
・RNA異常を標的にした抗がん剤創薬の動きが国内でもさかんであることが分かり、参考になりました。
・とても初心者にもわかり易い説明をして頂いていると感じました。録画もう一度見て深堀りしたいと思います。ありがとうございました。
・スプライシング制御薬とmolecule glueの接点が見えて面白かったです。
・Phennotypicになんらかの抗腫瘍活性があることは知られていたが、Whole proteomicsなどの分析ができるようになったことで標的としている分子が見つかっていった過程も非常に興味深かったです。
・思ったほどの効果が認められなかった薬剤の今後の改良戦略についてもう少し聞いてみたかった
・核酸医薬についてのセミナー続けていってください